ETIC(東京都港区虎ノ門、日比谷陽一良代表)が手がける合成ゴムのライセンスビジネスが成果を上げている。このほどロシア・タタールスタン共和国において立ち上がった年産6万トンの溶液重合スチレンブタジエンゴム(S-SBR)プラントは同社が技術供与した。メーカーではない同社が最先端のプロセスを含むS-SBRのライセンスを行えるのは、合成ゴムに知見を持つ日比谷代表がグローバルなネットワークを通じ、社外のアセットを用いて開発も続けているから。今も複数の案件が進行しており、世界的に成長する合成ゴム、熱可塑性エラストマー(TPE)業界の要望に応えている。