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インド通信

【第三話:インドでの食事】New!!

 いろいろ食べましたが、残念ながら料理名が憶えられずあまりご紹介は出来ません。
次の点に気を付けると出張中インド料理を美味しく味わえると思います。

 まずは、食べ過ぎないことです。インド料理はわれわれもそこそこ馴染みがあり、とても美味しいと思います。そこでつい食べ過ぎになります。あまり‘おいしい’を連発すると同席のインド人はもっともっとと勧めます。インドで下痢をする方は多いのですが、細菌による以外に、食べ過ぎが原因の場合が案外多いと私は見ています。

 それから、連日のインド食は避けてはどうでしょうか。毎日インド食を続けるとじわじわと胃袋が疲れるようです。インド食はスパイス、油、塩を多く使い、ヨーグルト、バーター、玉ネギ等の隠し味でマイルドになっていますが、結構濃い味付けです。

 やはり、インド食以外をとることです。ルームサービスには洋食もあります。クラブサンドイッチなどは結構いけます。私は缶詰、味噌汁などを持って行きます。インスタントご飯を温めるのに、ルームサービスを部屋に呼んで、“マイクロウェーブオーブン、ファイブハンドレッヅワッツ、スリーミニッツ”。断られたことはありません。笑顔で持ってきてくれますので、チップを弾みます。

 以上をご参考にしていただければ、少し長めの出張でも乗り切れるのではないかと思います。

 ちなみに、インド人の連れがいないときにインドレストランで食べるメニューをご紹介します。何とかのひとつ憶えですが。

・タンドリチキン… 一羽か半分か、何本あるかは確認の要があります。

・ダル… 豆のカレースープです。黒色と黄色があります。私は黒派ですが、豆なので体に良いと思って食べています。(カレーの定義はとろみのあるものを言うそうで、その意味でダルはスープかもしれません)

・バターチキン… これは日本から旅行される奥様方に人気で、マイルドなチキンカレーです。期待が外れたことはありません。

・ご飯かロティー… ご飯は例の長めの形でぱさぱさ(さっぱり)していますが、消化が良いです。ナンは日本ではポピュラーですがインドでは、全粒粉(表皮も含めてすべてを砕いた小麦粉)をつかったロティーが一般的です。ナンよりソフトです。ちなみに南はご飯、北はロティーをよく食べるそうです。体調を崩したときにインド人はご飯にヨーグルト(Curd)をかけて食べます。日本のお粥ですね。

 胃袋の調子を整えてインド料理をいろいろ試してください。


【第二話:クイズ”日本インド比較”】

次のクイズに答えてみてください。
回答はこのページの下にあります。

  • ① 日本の国土面積は38万平方キロメートルですが、インドは(   )万平方キロで約( )倍です。
  • ② 日本の人口は1億3千万人ですが、インドは(   )億人で( )倍です。
  • ③ 日本のGDPは4兆9000億ドルですが、インドは ( ) 億ドル。
  • ④ 日本の四輪自動車国内販売台数は年間530万台ですが、インドは(  )万台です。
  • ⑤ 日本の新ゴム消費量は年間150万トンです、がインドは( )万トンです。
  • ⑥ 日本の食料自給率は40%とか60%と言われていますが、インドは( ) です。
  • ⑦ 日本人の平均年齢は48才ですが、インドは ( ) 才です。
  • ⑧ 日本人の大学卒業者は年間55万人ですが、インドでは ( )万人といわれています。
  • ⑨ 日本の防衛費は年間470億ドルですが、インドは ( )億ドルです。
  • ⑩ 日本の相続税率は皆さんご存知の通りですが、インドは (    )%です。
  • ⑪ 日本人の離婚率は35%ですが、インドは (   )%です。
  • ⑫ 日本のビッグマックは380円ですが、インドでは (   )円です。

 国土、人口は日本の10倍です。貧民が集まる汚い地域はどこにもあり乞食もいます。田舎の畑に沿った道を走れば、ひどいバラックやお粗末なレンガの家の周りに牛や犬のうろうろしている村が続きます。失礼ながら貧乏人の数は大変多いです。一方、我々が行くタイヤメーカーのマネージャークラスはスズキのスイフトクラスを運転し、MacDonaldには若い男女や家族が楽しそうに集っています。レストランに行くと何時も賑わっています。そこでは3-4人で3千~4千ルピー(5千から7千円)かかります。

 農民は、税金はゼロでベンツに乗っている人もいるとか。年収80万円くらいまでの所得税はかかりません。相続税はゼロです。 比率は別として、お金を持っている人が、かなりの人数いるのではないかと想像されます。あるビジネスマンは、われわれだけが税金を払いその見返りは全くない、高級役人は孫の代まで楽に暮らせるお金を稼いで(アンダーテーブル含め)いるのにもっと欲しがっていると、怒っていました。

 国防は、パキスタンや中国の国境を抱えているのでお金をかけており、堂々の世界5位です。軍人は威張っているようです。

 結婚は、親が決めるお見合いが80%以上です。最近は、お見合い相手をネットで探す親御さんが増えているそうです。 離婚率は低く、気のせいか街やスーパーで見かける夫婦は仲が良さそうで子供たちと楽しそうに買い物をしています。

① 330万キロ平米、9倍 ② 13億人、10倍 ③ 2兆3000億ドル ④ 400百万台
⑤ 160万トン ⑥ 100% ⑦ 27才 ⑧ 800万人
⑨ 560億ドル ⑩ 0 % ⑪ 1~2 % ⑫  300円

※耳学問を含めソースがいろいろですので、精度は不問にお願いします。


【第一話:インド人は寛容】

 コンサルティングの仕事で2010年からインドに出張しています。

あるとき、クライアントの部長さんに、「インド人は寛容さを持った民族であるとの印象を持っていますが、それはヒンドゥー教の影響ですか」と尋ねました。彼は少し考えて、‘それはガンジーさんのお陰だ’と答えました。支配者に対し暴力で攻撃せず独立を勝ち取った指導者ですから、その思想や方法は国民性に影響を与えないではおかなかったに違いありません。5,10,20,50, 100,200、500,1000,2000ルピー、すべてのお札にガンジーさんの、よく見ると少し微笑んだ、慈愛ある痩せたお年寄りの顔が印刷されています。

 イスラムの話が出ると、大抵インド人は悪く言い、寛容とはいえません。イスラムはやたら子供を産んで教育もしない、イスラムの人口増加率は高いのでやがてインドはイスラムの国になってしまうと。かくいうインドは、12世紀からムガール帝国が滅びる19世紀までイスラムの王朝が存在し、ヒンドゥー教や他の宗教を認め宥和的な政策が取られたと言われています。日本人が真っ先に訪れるあの素敵なタージマハルはイスラム王朝時代17世紀に造られました。両者の仲が悪くなり、相互に寛容でなくなった理由は、どうもイギリスの双方を相戦わせる分割統治政策に根があるようです。

 コンサルティングをしていて今まで直接に苦情を言われたことがありません。人を傷つけるような発言や皮肉もありません。こうして欲しいと言うとその場はイエスと答えてくれます。ただし同意していない場合は実行しないので後でわかります。相手が満足しているかどうかETICの現地スタッフに聞いて貰って確認をしていますが、その彼も直截には言わず言葉を選んでいます。通常コンサルティング契約は1年単位ですが、結局更新依頼のあるなしが、満足度の証かも知れません。

 インドでは桁違いのお金持ちが影響力をもっている、役人は賄賂で懐を肥やして威張っている、ビジネスネゴはタフ、支払いをして貰うのに苦労するなど、いろいろな不満を聞きます。 それでもインド人には寛容な国民性があるのではないかと私は思っています。多様性を包含したヒンドゥー教と、ガンジーさんの非暴力の思想、どちらも影響しているのではないでしょうか。

 

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